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調査・データ国内大手フォワーダー5社は13日までに、4月の国際航空貨物取扱実績を発表した。
阪急阪神エクスプレスが航空輸出を前年同月から伸ばしたが、他は輸出入とも軒並み減少した。輸出は日本通運が前年同月比21.6%減、郵船ロジスティクスが同17.8%減と大きく落ち込んだ。
減少の要因としては、EC(電子商取引)需要拡大による「巣ごもり特需」で膨れ上がった昨年の反動が大きい。世界情勢が混乱するなか、航空各社が貨物便の欠航や運休を実施したことも影響したとみられる。
事業者 | 航空輸出混載重量(トン) | 対前年比 | 航空輸入通関件数(件) | 対前年比 |
---|---|---|---|---|
日本通運 | 2万2981 | ▼21.6% | 3万2673 | ▼8.0% |
郵船ロジスティクス | 1万1949 | ▼17.8% | 1万3573 | ▼5.2% |
近鉄エクスプレス | 1万5310 | ▼5.3% | 2万8217 | ▼8.5% |
阪急阪神エクスプレス | 5299 | △3.4% | 9889 | ▼20.4% |
西日本鉄道国際物流事業本部 | 5411 | ▼8.6% | 7735 | ▼12.2% |