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架台付コンベヤー披露、三鈴工機/トラックショー

2022年5月13日 (金)

話題機械メーカーの三鈴工機(三重県四日市市)は「ジャパントラックショー2022」のブースで、コンテナなどからの荷下ろしに使うデバンニング用伸縮コンベヤーの新製品を披露した。移動式架台がついており、トラックヤードがない場所での荷下ろしが楽になる。

新機種「デバンニング用架台付伸縮ローラコンベヤ」は、今回のトラックショーに合わせて発売した。キャスターが付いた高さ約1メートルの架台をトラック後部に置き、上に載っているローラコンベヤーをトラックの荷台やコンテナの中まで伸ばして使う。トラックヤードのプラットフォームやフォークリフトがなくてもスムーズに荷物の搬出ができる。

▲青い架台が付いた伸縮コンベヤー

コンベヤーは許容荷重20キロ。長さは2.9メートルから8.3メートルまで伸びる。架台は高さ1メートル16センチで、ジャッキで1メートル34センチまで調節できる。

同社は主にトラックヤードを持たない中小事業者での利用を想定している。トラックショーのブースを訪れた運送関係者からは「人手不足で荷下ろしが大変。このコンベヤーなら作業者の負担軽減ができる」といった声が出ているという。