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国際物流の見積システムにスポット案件機能を追加

2022年5月20日 (金)

サービス・商品システム開発の「JapanFuse」(ジャパンフューズ、東京都港区)は19日、クラウドを使った国際物流の見積サービス「PortX」(ポートエックス)に、スポット案件機能などの新機能を追加したと発表した。大手製造業・卸売業を主な対象としており、ユーザーのニーズに応えた。これに合わせて「物流コスト削減と見積業務の自動化」と題するウェビナーを5月27日に開催し、サービス内容についても紹介する。

(イメージ)

PortXは、国際物流の見積業務を自動化するクラウドサービスで、見積フォーマット作成やフォワーダーへの送付、回答集計・比較、輸送依頼などが行える。今回追加した機能は3つ。1つ目は「スポット案件機能」で、単発で発生する輸送案件について、見積もりを自動取得・一元データ化する。取引先のフォワーダーに対して一括で見積依頼が送信され、見積回答内容は「比較表」として自動で作成される。比較表からの取引先選定や、金額交渉、比較表のCSV形式ダウンロードなどの付随機能もあり、業務時間の大幅な削減ができる。

2つ目の「チーム管理機能」は、見積もりを行う物流統括部やSCM部をはじめ、組織内のメンバーやチームを一元管理する機能。担当者と案件もひもづいて可視化し、コミュニケーションコストを削減する。3つ目は「サプライヤ管理機能」で、取引先の企業情報や案件情報を一元管理する。

同社は「海運市況の混乱による物流コストの高騰やシステムの老朽化などにより、輸送コストの管理が重要になっている」とし、同システムの利用を呼びかける。

ウェビナーは参加無料。27日(金)19時から。内容は「貿易コスト削減のために見積業務にフォーカスするべき理由」「国際物流の見積業務の課題と解決方法」「PortXのデモ」など。

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