日陸、在庫コントロールサービスの提供スタート

サービス・商品輸送タンクコンテナリースの日陸は、在庫コントロールサービスの提供を開始したと発表した。各ストックポイントの商品ごとに原材料や製品などの資金的重要度を分析する「ABC分析」や在庫回転率を可視化できるほか、商品ごとの在庫数を時系列で確認できるのが特徴だ。

在庫コントロールサービスは、取得したデータを転用させることで荷主の受発注業務の効率化も実現。取得した在庫データからの最適在庫の算出をはじめ、発注点アラートを通知することも可能だ。さらに受注と発注の業務をトータルで管理できるアプリケーションも提供することで、荷主の基幹システムとも連携した形での業務効率化を実現できる。

▲在庫コントロールサービスの応用機能（出所：日陸）

日陸はデジタルサービスとして、物流業務の各プロセスで使われる容器の場所と状態をリアルタイムで確認できる物流通い容器の動態管理システム「X-Track」（クロストラック）や、倉庫の空室情報をスピーディーに共有できるプラットフォーム「AnyWareHouse」（エニィウェアハウス）がある。