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コロナ検査キットの輸入・保管代行サービス開始

2022年5月26日 (木)

▲Ustar Biotech製の新型コロナウイルス検査デバイス(出所:メディカルエクスポート)

メディカル新型コロナウイルス感染症の研究用試薬・医療機器を販売するメディカルエクスポート(東京都調布市)は24日、医療機関や介護施設、一般企業向けに、研究用に販売しているコロナ核酸検査キットの輸入・保管支援サービスを開始すると発表した。

検査キットはUstar Biotech(中国)製で、40分でPCR検査と同様の新型コロナの核酸検査を行えるポータブル型。従来の電池内臓式に加え、USB式も開発された。元は研究用として使用されていたが、ことし4月にはセルフ検査キットとして世界で初めてEUの安全基準認証となるCEマークを取得。デルタ株やオミクロン株など既存の変異株も検出可能であるとしている。

今回開始するサービスでは、事業者が自社の規模や状況に応じて、柔軟に新型コロナ感染症対策ができるようにサポートする。製品を直輸入する際の発注・海外送金・輸入確認申請などの諸手続きを支援するほか、輸入後の冷蔵倉庫での保管や、在庫管理、必要量の発送代行も行う。

Ustar Biotechの正規代理店であるメディカルエクスポートは、2021年末から研究用として医療機関を中心に検査キットを販売してきた。今後の新型コロナ感染症の再拡大に備え、規模や状況に応じて柔軟に、低価格で感染症対策を実施したいという企業ニーズに応える。