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メディカル医療アウトバウンド・インバウンド支援を行うメディカルエクスポート（東京都調布市）は8日、製薬会社や医療機器メーカー向けに、主に中国で開発された医薬品・医療機器の日本市場への導入（製品導入）と、自社製品の中国への輸出・販売（製品導出）を支援するサービスを始めたと発表した。海外で拡大している「サル痘」ウイルス抗原検査キットも日本への導入を支援する。
同社はこれまで培った中国の製薬・医療機器企業とのネットワークを活用し、医薬品や医療機器の製品ライセンス導入（中国企業からの輸入）と、自社製品ライセンスの導出（中国市場への輸出）を支援する。
製品導入支援サービスでは、日本企業が製造販売元として、中国企業が開発した医薬品・医療機器を日本市場に導入するにあたり、メディカルエクスポートが導入候補品の選定から、中国の製造元との導入契約交渉、薬事承認申請、輸入関連手続き、導入後のアライアンス業務までを支援する。当面の導入候補品としては、新型コロナウイルス感染症関連の検査試薬・デバイスのほか、新たな感染拡大が懸念されているサル痘ウイルスの検査試薬・デバイスを想定している。
一方、中国への製品導出では、中国での薬事承認申請に関する支援に加え、中国での販売に際して現地パートナー企業の選定から製品導出に向けた契約交渉、製品導出後のアライアンス業務までサポートする。
同社は、中国の新製品開発・製造能力の向上を踏まえ、支援サービスを行うことにした。製品導入支援では、サル痘ウイルス抗原検査キットのほか、新型コロナ核酸検査キットも対象品例に挙げている。
