商船三井ロジ、ベトナム東南部に新営業拠点を開設

拠点・施設商船三井ロジスティクス（東京都千代田区）は26日、ベトナム法人のMOL Logistics（Vietnam）（MOLロジスティクスベトナム）が東南部バリアブンタウ省のカイメップ工業団地に新たな営業拠点を開設したと発表した。

ベトナムの東南部・南部で唯一の国際深水港であるCai Mep Thi Vai（カイメップ・チーバイ）港があるバリアブンタウ省は、政府が最も積極的に外資誘致を進めている地方自治体の一つであり、省内には日系企業が多く入居する特別工業団地をはじめ数多くの工業団地を擁する。

同省は、ホーチミンから車で1時間強のところに位置し大型船が寄港できる港も有することから、北米や欧州への直行便を利用できるなど国際物流に非常に便利だ。隣接するドンナイ省で2025年の開港を予定しているLong Thanh International Airport（ロンタイン国際空港からも30キロと近いことから、物流における戦略的に重要なロケーションを確保できるのが強みだ。

商船三井ロジスティクスはカイメップ工業団地内に新たな営業拠点を開設することにより、カイメップ工業団地をはじめとする近郊工業団地や周辺地域進出の顧客向けに国内トラック輸送をはじめ、輸出入通関や据付搬入作業、積み込み・積み下ろし、クロスボーダー輸送など多様な物流サービスを提供する体制を強化していく。

■新営業拠点の概要

住所：965 Street, Cai Mep Industrial Park, Tan Phuoc Ward, Phu My Town, Ba Ria – Vung Tau Province.
営業開始日：2022年5月16日