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静岡県、鈴与の地域資源保全運動を認定

2022年6月6日 (月)

認証・表彰鈴与は6日、静岡県が推進する地域資源保全を目指す取り組み「一社一村しずおか運動」の認定を受けたと発表した。特定非営利活動法人せんがまち棚田倶楽部(菊川市)、グローカルデザインスクール(牧之原市)の2社との共同認定。

一社一村しずおか運動は「持続可能な農山村を目指し、継続的に地域・企業(県民)が協働して地域資源を守る」活動の認定制度として、静岡県が2006年に開始。地域と企業の2者認定が一般的だったが、鈴与はグローカルデザインスクールが運営するコミュニティスクール「ジュニアビレッジ」の小中学生など地元住民とともに、せんがまち棚田で活動を行っていることから「記念すべき第1号として、3者間で認定を受けた」(鈴与)。

認定式は5月28日にせんがまち棚田で開催され、棚田のオーナー、菊川市長、議員らの立ち会いのもと、県経済産業部農地保全課から認定書が授与された。

▲鈴与経営企画室岡嶋基晴室長(中央)、長谷川寛彦菊川市長(右から2人目)ら認定式の様子(出所:鈴与)

鈴与では、これまでも耕作放棄地を活用した酒米栽培、日本酒の醸造を行う「SUZUYOいいね!プロジェクト」を18年に茨城県牛久市で開始したほか、19年には静岡県菊川市のせんがまち棚田でも活動を開始。社員とその家族が田植えや稲刈りに参加し、参加者同士で交流を深めながら農業体験を行っている。