サービス・商品物流ロボティクスサービスを展開するプラスオートメーション(+A、東京都港区)は9日、自社開発システム「+Hub」(プラスハブ)を介して次世代型ロボットソーター「t-Sort」(ティーソート)と、ロジザードが提供するクラウドWMS(倉庫管理システム)「ロジザードZERO(ゼロ)」の標準連携を実現したと発表した。ロジザードZEROの利用者に対して、t-Sortをより簡単に利用できるようにする。
今回の標準連携は、ロジザードZEROから+Hubに作業指示データをCSV形式ファイルで受け渡す。t-Sortは+Hubからの指示に基づき、ブランド・品番・SKU(受発注・在庫管理時の最小の管理単位)別に正確に仕分けを行う。
プラスオートメーションはあらゆる物流現場でロボットを気軽に簡単に活用できるサービス開発を推進。t-Sortを中心に2000台超のロボットを約50拠点の物流現場で導入している。EC(電子商取引)をはじめ1000か所を超えるロジザードZEROのユーザーの現場でt-Sortを活用できるようにしたことで、さらなる物流業務の効率化・高度化に貢献する。
プラスオートメーションは、今回のt-SortとロジザードZEROの標準連携を契機に、+Hubと様々なWMSとの連携を実現していくことで、あらゆる顧客の物流現場に国内外の最適な物流ロボットを届けるサービスの強化を図る。