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創業80年に営業収益500億円、カンダHDが中計

2022年6月13日 (月)

(イメージ)

財務・人事総合物流業のカンダホールディングス(HD)は10日、2023年3月期から3か年のグループ中期経営計画を発表した。創業80周年となる計画2年目(24年3月期)に、営業収益500億円の大台到達を目指す。

これからの3年間、新規事業の面では、キャッシュレス対応と店舗支援サービスの事業化を推進するほか、ドローン事業や社内ベンチャー制度の検討を行う。従来事業の面では、国内国際一貫輸送の強化やEC(電子商取引)事業の拡大を進める。

M&Aは、冷凍・冷蔵輸送や特定地域に特化した小口配送などの分野をターゲットに進める。体制整備として、物流センターの建設を南・北関東や中京、関西圏で検討する。ESGやSDGsに沿って社会的活動も推進する。

目標として最終年度の2025年3月期の数値を掲げた。営業収益(売上高)を520億円(22年3月期実績476億4500万円)、経常利益を33億5000万円(30億9700万円)、当期純利益を22億2000万円(19億4800万円)とした。