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トラック死亡事故、5月まで前年比25%減で推移

2022年6月15日 (水)

(イメージ)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)は15日、事業用トラックが第一当事者となった5月の交通死亡事故件数は12件で、前年同月から6件減少したと発表した。

内訳は、大型トラックが同6件減の4件、中型が2件増の6件、準中型が1件減の2件、普通は1件減のゼロだった。ことし1月からの累計は61件で、前年の81件から20件(約25%)少ないペースで推移している。

5月までの累計をここ5年間でみてみると、2018年の93件から85件、81件、81件、61件と減少傾向にある。新型コロナウイルス感染拡大以降のトラック輸送は、企業間物流の停滞とEC(電子商取引)拡大による小口配送増加というプラスとマイナスの両面が交錯しているが、全ト協は油断することなく、引き続き事故抑止に向けた適正な運転や運行管理を会員各社に呼びかけている。