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ビーインググループ、京都府城陽市で低温倉庫を稼働

2022年6月17日 (金)

(イメージ)

拠点・施設ビーイングホールディングス(HD)は17日、「京都低温センター」(京都府城陽市)を6月20日に稼働すると発表した。ビーインググループのA2ロジ(金沢市)が運営主体となる。

城陽市は、新名神高速道路「城陽インターチェンジ(IC)/ジャンクション(JCT)」が2017年4月に開業。大津JCT・城陽JCT間が24年度に予定通り開通すれば、首都圏から新東名高速道路と伊勢湾岸自動車道を経由して高規格の高速道路で直結される。

近くを通る第二京阪道路や京滋バイパス、京奈和自動車道を経由することで、関西圏各地への配送拠点として機能するほか、首都圏や中京圏を含めた広域輸送拠点としても活用できる好立地だ。近隣には住宅地もあり、従業員確保の観点からも優位性が高い。

EC(電子商取引)サービスの普及や新型コロナウイルス感染拡大を契機とする宅配需要の拡大で、食品などの低温輸送を求める荷主の要望が高まっている。さらに、医薬品をはじめとする精細な温度管理を要する輸送ニーズも膨らんでいる。ビーインググループは低温センターの稼働により、こうした動きに的確に対応する。