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アマゾン、兵庫県の尼崎FCの内部を初めて公開

2022年6月20日 (月)

アマゾン尼崎フルフィルメントセンター外観(出所:アマゾン・ジャパン)

ECアマゾン・ジャパン(東京都目黒区)は20日、大型物流施設「アマゾン尼崎フルフィルメントセンター」(FC、兵庫県尼崎市)の内部を報道関係者に初公開した。

同施設はことし3月に開設された、アマゾンの西日本最大の物流施設だ。延床面積は約10万平方メートルで、東京ドーム2個分以上に相当する。関西圏各地への配送拠点であり、2000人以上の雇用を創出している。建物は日鉄興和不動産(東京都港区)の保有。

商品棚が作業員のところまで移動するロボットを導入しており、商品の保管やピッキングの時間を減らしている。カフェテリアでの手頃な価格の食事やバス停から出入り口までの通勤路に設置した屋根などで、労働環境にも配慮している。太陽光発電パネルで館内の一部電力を賄うなど環境負荷を低減する工夫を行っている。

尼崎市では他の物流企業も大規模施設の開発プロジェクトを進めており、アマゾンの施設も含め、関西の一大物流エリアとなっている。