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豊田通商、米国発の大型ファンを訴求/関西物流展

2022年6月23日 (木)

イベント豊田通商は23日、「第3回関西物流展」のブースで、大型リーシングファン「BIG ASS FANS」(ビッグアスファン)を披露。米国発の大型施設向け大風量低速回転ファンによる暑さや結露の防止策を訴求した。

▲大型リーシングファン「BIG ASS FANS」

近年の物流倉庫の大型化で、庫内における温度管理の重要性がより高まっている。床面積が広くなることにより、空調の効果を維持するにはコストが跳ね上がるほか、燃料消費量も膨大になり環境負荷低減の風潮に逆行する懸念もある。一方で、庫内で作業する従業員の健康は欠かせない要素であり、就労環境の確保は物流サービスを維持する必須条件だ。

こうした課題への対応策として、豊田通商は米国メーカー製のビッグアスファンを提案。天井に設置して回転させることにより、1台で扇風機50台分の風量を確保することで、空調コストを最大で3割削減できる利点を強調。熱中症対策として訴求するほか、結露の防止に貢献する強みも前面に出した。

さらには、ファンの回転速度を抑えることにより冬季における暖房の効果を高めることも可能で、年間を通して快適な庫内環境を確保できるメリットを来場者に印象付けた。

豊田通商は関西物流展に初めて参加。九州や四国など夏季の猛暑に悩む企業のニーズを期待しての出展だ。担当者は「22日の開幕から、多くの来場者の関心を集めている。暑さや結露への対策方法として訴求する好機になっている」と手応えを感じている。