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豊田通商、産業施設向けファンの販売を本格化

2013年11月26日 (火)

産業・一般豊田通商は26日、米国のHVLS(大風量低速)ファン製造の最大手「ビッグアスファンカンパニー」(ケンタッキー州レキシントン市)と日本総代理店契約を締結し、グループ会社の豊通マシナリーを通じて、国内の大型産業・商業・体育施設などをターゲットに、本格販売を開始すると発表した。

ビッグアスファンカンパニーのHVLSファンは、流体力学を応用した直径1.8-7.3mの巨大羽根を高効率モーターで低速回転させ、広域空間全体に大風量の気流を生み出す省エネ効果とデザインに優れた新タイプのファンで、多段階の回転数調整が可能。

産業施設では夏の労働環境改善や結露抑制、体育施設では冷房いらずの熱中症対策、商業施設では快適環境づくりと空調併用による年間を通じた大幅な省エネ(最大30%)効果が期待できるという。

今後、販売と並行して、導入施設の協力も得ながら、実証実験も進めていくとしている。