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加コリアーズ、国内物流施設リーシング事業に参入

2022年7月4日 (月)

(イメージ)

産業・一般大手総合不動産サービス・投資運用会社であるコリアーズ・インターナショナル(カナダ)は1日、日本における物流施設のリーシングサービスに本格参入すると発表した。

3PLの急拡大やインターネットの普及によるECサービス・通販ビジネスの急成長に伴い、サプライチェーンの多様化に応える最新鋭の物流施設へのニーズが高まっている。コリアーズは、日本における物流不動産市場は、新型コロナウイルス感染拡大による経済低迷からの回復や、ECサービスの急拡大による物流倉庫需要の高まりを受けて、急速に拡大するとみられることから、ビジネスチャンス獲得の機会と判断。本格的な市場参入を進めることとした。

世界62か国に拠点を置くコリアーズは、グローバルネットワークと連携したサービスを提供するほか、長年培ってきた物流に関する豊富な実績とノウハウ、総合不動産プロバイダーとしての総合的なサービス力を生かすことで、日本におけるテナント向け賃貸借アドバイザリーからオーナー・投資家向けリーシング・マーケティング調査まで、付加価値の高い様々な物流施設リーシングサービスを提供する。

コリアーズはテナントサービスとして、関東近郊エリアの賃貸倉庫情報のシェアリング▽移転・新規開設向け物件探索支援▽実現性の高い契約条件アドバイザリー▽荷主企業とのマッチング(寄託相談案件)――を提供。さらにオーナー・投資家向けサービスとして、テナント誘致などリーシングマネジメントや適正賃料コンサルティング業務を展開する。