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三菱商事ら資本参加のガウシー、Gブレインも出資

2022年7月7日 (木)

(イメージ)

ロジスティクスベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)は6日、先に三菱商事や三井不動産など7社が発表した物流倉庫DX(デジタルトランスフォーメーション)の共同事業に関して設立されたGaussy(ガウシー、東京都千代田区)に出資したと発表した。7社の共同事業を評価し、資本参加したものだ。

発表によると、グローバル・ブレインは自社が運営するファンドを通じて出資した。出資額は公表していない。

ガウシーは倉庫ロボットに関するサービスなどを手がけ、7社が資本参加して各社のデジタル技術や物流不動産の知見・ネットワーク、金融知見などを持ち寄り、単独では実現困難な倉庫産業の課題解決を目指している。具体的には、誰でも簡単にロボットを使った倉庫運営ができるサブスクリプション型の倉庫ロボットサービス「Roboware」(ロボウェア)や、倉庫の空きスペースを利用できるシェアリング倉庫サービス「WareX」(ウェアエックス)を提供している。

グローバル・ブレインは、こうしたガウシーの取り組みや業界に対する知見、技術力を評価し、出資を決定した。国内倉庫産業での人手不足や属人化、長期契約によるキャパシティーの固定化といった問題に、ガウシーのDX化の取り組みが有効であると判断した。