行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は11日、東京都内で2022年度の第1回「物流分野における低炭素・脱炭素化推進に向けた情報交換会」を7月5日に開催したと発表した。会員企業や団体から22人が参加、うち7人はオンライン参加だった。

▲経済産業省・井上峰人氏(出所:物流連)
講師は、経済産業省環境経済室の井上峰人・環境金融企画調整官。「経済産業省が進めるカーボンニュートラル政策について」と題して講演した。金融業界出身の井上氏は「カーボンニュートラル政策と金融施策は切っても切れない関係である」と前置きをした上で、カーボンニュートラルを巡る海外や金融の動向、カーボン・クレジットの概要と適切な活用に向けた取り組みの方向性について、具体策を交えて語った。企業経営者に対して、カーボンニュートラルを経営課題として取り組むことの重要性を改めて訴えた。
続いて参加企業・団体の低炭素・脱炭素化に向けた取り組み例として、 日本パレットレンタルとNIPPON EXPRESSホールディングスが自社の取り組みを紹介した。