行政・団体国土交通省は8日、新たな検討会として「内航カーボンニュートラル推進に向けた検討会」を新設すると発表した。2050年までに脱炭素社会の実現を目指す政府目標を受けたもので、内航海運分野における温暖化ガス排出削減に向けた検討を進める。
東京女子大学現代教養学部の竹内健蔵教授が座長を務め、そのほかに産官学の有識者や担当者などで構成する。初回の会合は12日に開催し、まずは内航海運による二酸化炭素排出量の現状、関係団体などにおけるカーボンニュートラルに向けた取り組みなどについて情報や意見を交換する。