フレクト、｢Cariot｣にアルコール結果管理機能搭載

サービス・商品フレクトは15日、クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド「Cariot」（キャリオット）について、改正道路交通法施行に伴うアルコール検知器使用の義務化に対応してことし4月にリリースした「アルコールチェック結果管理」機能をアップデートし、スマートフォンからの入力にも対応したと発表した。今回はiOSのみ対応で、Android（アンドロイド）は7月29日より対応する。

これまでの機能は、安全運転管理者または副安全管理者や安全運転管理業務を補助する担当者が酒気帯びの有無を確認し、結果をパソコンのブラウザ上から入力する必要があった。今回のアップデートにより、直行・直帰するドライバーや深夜・早朝便で常時管理者の配備が難しい場合もリモートでアルコールチェックを行い記録を登録しやすくした。ドライバーが入力できるようになったことで、管理者に集中していた管理業務の一部を分散して対応できるようになった。

アルコールチェックの結果とドライバーの走行データを同一のシステムで管理できるため、チェック結果のデータがない時にチェックが漏れているのか走行そのものがなかったのか、容易に判別できる。アルコールチェック結果の記録だけでなく安全運転管理者業務に必要な車両やドライバーの情報の取得・記録も同じシステムで進められる。さらに、アルコールチェックの結果がないドライバーが万が一走行している場合、その状況を即座に把握できる機能も近く公開する予定だ。

（出所：フレクト）