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フェデックス、2027年に広州空港のハブ機能強化

2022年7月29日 (金)

国際米物流大手フェデックスは28日、子会社の航空貨物会社フェデックス・エクスプレスが、中国3大空港の一つ、広州白雲国際空港(広東省広州市)に置いている物流拠点「フェデックス広州ゲートウェイ」を拡張・整備することで、空港運営会社の広東空港公団物流公司と契約を結んだと発表した。2027年の完成予定で、新たにオペレーションセンターも開設し、アジア地域での物流のハブ機能を強化する。

同ゲートウェイは27年に面積が現在の倍以上の4万1000平方メートル以上に拡張される。オフィスのほか仕分け場やオペレーションエリア、倉庫が設置され、現在の3倍にあたる1時間で最大2万5000個の荷物・書類の仕分けが可能となる。

(出所:フェデックス)

フェデックスは、中国南部と世界各地との貨物輸送を促進し、貿易を円滑にするほか、中国の中小企業や電子商取引事業者と海外市場を結ぶことにも貢献できるとしている。

フェデックスにとって、広州はグローバル・ネットワークの重要拠点で、アジアの主要都市のほか、アメリカのアンカレッジとメンフィス、フランスのパリ、ドイツのケルンを通じて各地のネットワークともつながっている。