ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ビックカメラがEC・ロジ本部新設、社長に秋保氏

2022年8月29日 (月)

(イメージ)

財務・人事ビックカメラは29日、9月1日付の役員人事と組織変更を発表した。秋保徹専務執行役員が社長執行役員に昇格する。組織面ではEC(電子商取引)・ロジスティクス本部を新設する。

発表によると、木村一義代表取締役社長・社長執行役員は取締役となる。

同本部の新設は「EC事業のさらなる成長を強力に推し進める」のが目的で、「強化・拡充のために連携が欠かせないロジスティクス部門と一体で本部を新設」したという。現在、ロジスティクス本部長(兼ロジスティクス部長)を務める畑岳一郎執行役員が常務執行役員に昇格し、EC・ロジスティクス本部長(同)の任に就く。

全社的な商品や原材料の動きを司るロジスティクス部門と、小売の一部であるEC部門を束ねる本部を置くことは、同社の事業の中でECの占める比重が相当程度高まっていることを示すものと言えそうだ。

そのほかの主な組織変更は次の通り。

部門制の廃止(フラットな組織体制に変更)▽人財開発部の新設(採用から従業員のモチベーション向上、キャリア形成支援まで「人財」に関わる取り組みを社長直下で一元化)▽店舗開発部の新設(中長期的な視点に立った出店戦略など)▽MD本部の新設(所管チャネルを店舗のみとする本部を新設)