ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ESR、9月14・15日に川崎浮島DC内覧会

2022年9月2日 (金)

▲ESR川崎浮島ディストリビューションセンター(出所:ESR)

拠点・施設ESR(東京都港区)は9月14日と15日の両日、川崎市川崎区に完成した敷地面積3万2227平方メートル(9749坪)・延床面積6万9550平方メートル(2万1039坪)の4階建てマルチテナント型物流施設「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター」(川崎浮島DC)で、内覧会を開く。

川崎浮島DCは京浜工業地帯の中心部に位置し、東京都心・横浜市中心部へのアクセスに優れるマルチテナント型物流施設で、ESRとしては全国で27件目、神奈川県内では4件目の完成プロジェクト。

▲周辺図(クリックで拡大)

首都高速湾岸線・東京湾アクアライン浮島インターチェンジから300メートルと近く、3月に開通した羽田空港と川崎臨海部(キングスカイフロント)を結ぶ「多摩川スカイブリッジ」を通じて東京都心と羽田空港への接続性が増した。

川崎港コンテナターミナルから7.5キロ、横浜港大黒ふ頭から18キロ、東京湾大井コンテナふ頭から15キロといずれも利用しやすい距離にあり、空輸貨物、海上貨物を効率的に保管できる。冷凍冷蔵貨物への対応も可能。


▲(左から)エントランス、エントランスホール

建物は4階建てで、倉庫は1・2階と3・4階の2層使いのメゾネット式、最小賃貸区画は2900坪、最大6テナントに分割できる。トラックはスロープで3階まで直接乗り入れることが可能で、1階30台、3階30台のトラックバースを用意。トラックバースの有効奥行きは45フィートコンテナトレーラーも乗り入れできるよう14.5メートルを確保し、ドックレベラーも区画ごとに1基、合わせて6基を設けた。

倉庫部分は1・2階、3・4階の区画に荷物用エレベーターを2基ずつ、2パレット並列搬送が可能な垂直搬送機を1基ずつ設置。1階は重量物やロボティクス、冷蔵冷凍用途にも対応できるよう床荷重2トン(1平方メートルあたり)、梁下有効高6メートルを確保し、2・4階の床荷重は1.5トン、梁下有効高は2階・3階5.5メートル、4階5.5-6.5メートル、柱ピッチは1-3階が間口11メートル×奥行き11.5メートル、4階は間口11メートル×奥行き23メートルとするなど、物流運営の効率性と汎用性を重視した設計を採用した。


▲(左から)トラックバース、倉庫

道路からの車両動線は大型車と普通車の出入り口を分離し、敷地内にトラック待機場20台を確保した。

内覧会への参加は9月12日までに「lease@jp.esr.com」までメールで申し込む。