
▲開幕した国際物流総合展
イベント国際物流総合展2022が13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で4日間の日程で始まった。15回目となる今回は、526社、2597ブースという過去最大規模となった。最新の物流機器や情報システムの展示、サービスの紹介、企業・団体関係者らによる講演などが行われ、8万人の来場が見込まれている。
初日は10時の開幕前に各主催団体の代表らが出席してオープニングセレモニーが行われた。実行委員会の信田浩志委員長(ダイフク取締役常務執行役員)は挨拶の中で、「我々を取り巻く環境はこれまでに経験したことのない、大きな変化の最中にあり、物流も大変革を求められている。全体最適を目指し、各プレーヤーが協力して大きな価値を生み出さないといけない」と述べた。

▲開会式でテープカットに臨む信田浩志実行委員長(右から4人目)と主催団体の代表たち
同展は日本ロジスティクスシステム協会や日本能率協会などの主催。物流・ロジスティクス分野のアジア最大級の専門展示会だ。1994年の初回以来、隔年開催を続けてたが、新型コロナウイルス禍の影響で、東京ビッグサイトを会場とするレギュラー展としては4年ぶりの開催となった。「ロジスティクスのNew Standard(ニュー・スタンダード)」をテーマに、物流・ロジスティクスの現場が抱えるさまざまな課題の解決に向けた情報発信や商談などが行われる。