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LNG燃料フェリーが来年1月就航、大阪・別府間

2022年9月30日 (金)

▲LNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」(出所:フェリーさんふらわあ)

ロジスティクス商船三井グループのフェリーさんふらわあ(大分市)は29日、大阪-別府航路に投入する日本初のLNG燃料新造フェリー1隻目となる「さんふらわあ くれない」について、就航日が2023年1月13日に決定したと発表した。就航初日は大阪発、別府行きで下り便から始める。新造船2隻目「さんふらわあ むらさき」は同年4月の就航を目指していて、大阪-別府航路を2隻体制にする計画。

新造船は、旅客サービスと貨物輸送の両面で、快適性と輸送力を両立させた点が特徴。貨物スペースは、現行から1.5倍に拡大し、トラックの積載台数やドライバー専用客室が大幅に増加。ドライバーの過ごしやすい空間を提供する。全長199.9メートルと大型化し最先端技術を搭載したことで静粛性も向上。定員一人当たりの内装面積は、6.9平方メートルから10.9平方メートルへと拡大した。プライバシーを重視した個室を増やしたほか、開放的な共用スペースを設置するなど安全安心で快適な空間を実現した。

客室の詳細や運賃については10月中に発表する予定。11月14日午前9時からインターネットで予約を受け付ける。