国際独Hapag-Lloyd(ハパックロイド)はこのほど、チリの物流企業SM SAAM(エスエム・サーム)傘下のSAAM Ports(サーム・ポーツ)とSAAM Logistics(サーム・ロジスティクス)の2社を買収したと発表した。買収額は10億ドル(1445億円)。それぞれの株式の100%を取得し、ターミナル事業やロジスティクス・サービスをすべて引き継いだ。
エスエム・サームは、南北アメリカ大陸の複数の国でターミナル事業や物流事業、ひき船事業を行っている。6か国に10か所のターミナルを保有、300人の従業員を抱え、2021年時点で計350TEUのコンテナ処理能力を持つ。これらがハパックロイドの傘下に入る。
買収により、同社はターミナル、ロジスティクスサービスの両事業を強化できるとしている。
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