ロジスティクスセンコーグループホールディングス(HD)と旭化成は7日、九州・関東間で青果物を中心に、常温車両で鮮度を保持した輸送サービスの提供を始める、と発表した。
旭化成が開発したクラウド型生鮮品物流ソリューションを活用し、常温品と冷蔵品を混載して積載、輸送効率を高める。コスト削減だけでなく輸送時に発生するエネルギー消費やGHG(温室効果ガス)排出を抑え、フードロス削減や環境負荷低減につながるサービスとして、医療や医薬品といった温度管理が必要なさまざまな配送ニーズに対応していく。
新サービスには、クラウド型生鮮物品の物流ソリューション「Fresh Logi(TM)システム」(フレッシュロジシステム)を採用する。これは青果物の鮮度を保持しながら、輸送の省エネ化にも寄与するもの。輸送には、断熱性と気密性が高い「Fresh Logi(TM)ボックス」を使用する。冷蔵機能を使用せず低温保持などが可能になり、従来の冷蔵トラック輸送と同等以上の鮮度を保つことが可能という。
新たなソリューションの導入により、輸送環境をクラウド上で解析してユーザーに鮮度データを提供。店舗での鮮度予測や最適な在庫管理ができる点も特徴だ。
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