自動車強化でモロッコ2拠点を現法化、NX欧州

国際NIPPON EXPRESSホールディングスは17日、グループのNX欧州がモロッコ国内にあるモロッコ支店と、タンジェMedロジスティクスセンターをそれぞれ現地法人化し、ことし7月にNXモロッコ、8月にNXモロッコフリーゾーンを設立したと発表した。同国で成長を続ける自動車産業関連のロジスティクスサービスを強化するとしている。

NXグループは2017年12月、カサブランカ市でモロッコ支店の営業を開始。19年6月にタンジェMed港内に同センターを構えて、海運と航空のフォワーディング・ロジスティクス事業を展開してきた。アフリカでの自動車生産第2位の同国で、関連産業を中心とした輸出入と調達、販売物流の需要は高く、完成車メーカーや部品メーカーの工場進出が増加している。

設立を記念して9月26日に同国北部のタンジェ市で開所式を開催した。今後について、NXグループは「アフリカ市場へ積極的に進出していく」としている。

▲（左から）開所式と、齋藤社長のスピーチの様子（出所：NIPPON EXPRESSホールディングス）

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LOGISTICS TODAY編集部
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