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GLPが神戸に全冷凍冷蔵倉庫、藤原運輸に一棟貸し

2022年10月17日 (月)

▲六甲プロジェクト(仮称)完成イメージ(出所:日本GLP)

拠点・施設日本GLPは17日、神戸市東灘区の六甲アイランドで10月に全館冷凍・冷蔵の物流施設「GLP六甲プロジェクト」(仮称)を着工すると発表した。JA三井リース(東京都中央区)が開発するプロジェクトで、日本GLPが汎用性のある物流拠点として企画開発を支援する。完成後は、日本GLPが施設を取得し、藤原運輸(大阪市西区)が一棟全体を利用する予定。

地上4階建て耐震鉄骨鉄筋コンクリート造で、延床面積は1万100平方メートル。完成は24年3月を見込む。

阪神高速5号湾岸線の六甲アイランド北インターチェンジから1.1キロに位置するため、神戸市内への都心配送や関西・中国地方の中間地点として広域配送にも対応できる。防熱後の有効天井高を6メートル確保したほか、耐荷重は1平方メートル当たり2トンと保管効率の高さも特徴。

藤原運輸は国内外の物流や3PL事業をはじめ、「保管+α」で商品の品質管理からピッキングなどまで、さまざまな多機能物流拠点を展開している。今後は物流課題をワンストップで支援する「GLPコンシェルジュ」と連携し新施設を拠点に事業拡大を図る。

発表によると、冷凍食品業界は物量が伸長し、12〜21年の間で消費量の年平均成長率は2.2%と堅調に推移している。今後も安定した市場成長が見込めることから、日本GLPでは冷凍冷蔵の専門チームを設立。専門的な知見を集約してきた。これまでに手掛けた冷凍冷蔵物流施設は22物件(3温度帯が63万平方メートル、冷凍冷蔵が20万平方メートル)。このうち6物件は、日本GLP負担で冷凍冷蔵設備を設置している。

▲広域周辺図

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LOGISTICS TODAY編集部
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