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プロロジス、起業支援で茨城県つくば市と連携協定

2022年10月17日 (月)

拠点・施設米系の物流不動産開発大手プロロジス(東京都千代田区)は17日、茨城県つくば市との間で、スタートアップ推進に関する連携協定を14日に締結したと発表した。両社が互いに持つ資源を生かして起業家や創業間もない企業を支援し、地域社会や地域経済の持続的な発展につなげる。

具体策の一つとして、プロロジスは2023年に同市内で完成予定の大型物流施設「プロロジスパークつくば3」の敷地内に、起業家支援のインキュベーション(ふ化)施設「inno-base TSUKUBA(イノベース ツクバ)」を開設する。同社では初めての試みという。


▲inno-base TSUKUBA完成イメージ。(左から)実証実験エリア、共用ラウンジ(出所:プロロジス)

つくば3は23年4月に開所予定で、アパレル通販のZOZO(千葉市)に専用で貸し出される。イノベースはそれに併設される。小型オフィスやシェア倉庫、実証実験エリアを備える。施設の企画・運営は、起業支援に数多くの実績を持つツクリエ(同区)に委託する。物流業界だけでなく、最新技術の実証実験や新製品の評価・検証の場としたい考えで、起業家やスタートアップに利用を呼び掛けている。

建設予定地は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と常磐自動車道が交わる地域にあり、圏央道のつくば中央インターチェンジ(IC)から2キロ、常磐道の谷田部ICから5.8キロの地点で、北関東のほか、東西広域、東日本全域へのアクセス性に優れている。

▲(左から)つくば市長の五十嵐立青氏、プロロジス社長の山田御酒氏

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LOGISTICS TODAY編集部
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