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DPR、新山下物流センターを増築し来年8月稼働

2022年10月24日 (月)

▲「新山下物流センター アネックス」の完成イメージ(出所:ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント)

拠点・施設ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは24日、資産運用業務を受託している「DREAMプライベートリート投資法人」(DPR)が保有する新山下物流センター(横浜市中区)について、敷地内で別棟「新山下物流センター アネックス」を増築すると発表した。発表によると、DPR保有物件での増築は初めてで、9月1日に着工し2023年8月から運用開始を見込む。

増築計画によると、別棟は鉄骨造り地上3階建てで、延床面積が1万1775平方メートル。持続可能な建築仕様とするため、建物内の照明をLED化して省電力化を進めるほか、屋上緑化や身体障害者駐車場設置などに取り組む。2階デッキ部分にキュービクル(受変電設備)を2階デッキ部分に設置し、災害時の浸水被害の軽減に努める。

同物件は横浜港が近く、川崎港、東京港、羽田空港へのアクセスにも優れている。今回の取り組みは、こうした立地の優位性とテナント企業の増床ニーズに基づき、余剰容積を活用した増築を行うもの。新たな用地を確保しないため増築工事に伴う建設費のみで、投資による相場賃料が獲得でき増築棟に係る賃料分の収益アップが見込まれるという。

ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは「物件価格が高騰しているマーケット下での優良資産取得の具体事例になるものと期待する」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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