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物流改善でインドの産業競争力を、日印が物流WG

2022年10月27日 (木)

(イメージ)

行政・団体経済産業省は26日、日印産業競争力パートナーシップに基づき、インド政府物流訪日団と第4回物流ワーキンググループ(WG)を開催したと発表した。対面での実施は初めて。同省と国土交通省、インド日本商工会など40人が参加した。

発表によると、経産省の千代光一通商交渉官とインド商工省産業国内取引促進局S.K.アヒルワル局長は、インドの物流の改善を通じた同国の産業競争力強化について議論した。日本側は「総合物流政策大綱」や「フィジカルインターネット・ロードマップ」をはじめ、コンテナ不足問題への対応に関する政策知見や日印物流協力の現状について共有した。また、インド日本商工会などインドに進出する日本の民間セクターからは物流課題の改善に係る期待が表明された。

インド政府訪日団からは、新たにモディ首相が発表した国家インフラ計画「PM Gati shakti(ガティシャクティ)」や「国家物流政策」の下での物流・インフラ強化の取り組みや日本企業の投資機会について説明。両者は今後、インドでの物流分野で協力強化の意向を確認した、としている。

同パートナーシップは2019年12月に両国が合意した次官級の枠組みで、個別の産業分野ごとにWGを設置してインドの産業競争力強化につながる協議や取り組みを実施するもの。

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LOGISTICS TODAY編集部
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