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日印物流政策対話、インド南部の物流改善で意見交換

2013年7月18日 (木)

行政・団体国土交通省は18日、日インド港湾・物流政策対話の結果を公表した。12日にインドのチェンナイ港管理組合で、日系企業が多く進出するインド南部地域で物流環境を改善するために意見交換を行った。次回の政策対話は、2014年初めに日本で開催することで合意した。

2回目となった会合では、インド側から、南部のチェンナイ港・エンノール港の整備拡張や周辺道路整備のプロジェクトについて最新状況の説明があり、日本側は完成車積み出し施設の速やかな整備の必要性を指摘した。

また、完成車の鉄道輸送制度について、日本側がインド国鉄による同制度の進捗を評価するとともに、関連インフラの整備や利用料の引き下げに期待感を示した。インド国鉄の信号近代化については、インド側から日本企業の参入を歓迎するとの発言があった。

このほか、南部地域の物流環境について調査した実証調査の結果を共有し、道路、鉄道の改善課題を確認。インド側が南部港湾への接続道路について、工事の進捗状況を説明した。