JA三井リース系、商品管理でトッパンFのRFID採用

産業・一般JA三井リース（東京都中央区）は7日、グループ会社で福祉用具のレンタル卸事業を展開する協同ライフケア（同）について、福祉用具の管理でトッパン・フォームズ（同港区）のRFIDシステムを採用したことにより、棚卸しや出荷検品の作業時間を9割削減した、と発表した。

協同ライフケアでは従来、レンタル商品の管理をバーコードで管理していたが、棚卸しや検品の際に商品のバーコードを1点ずつ読み取る作業は負荷が大きく、読み取りミス発生の原因となっていた。商品を見失った場合は目視で探す必要があり、大きなタイムロスにつながっていた。

このほど、バーコードに代わりトッパン・フォームズの提供するRFIDタグ、棚卸しアプリケーションソフトなどの自動認識システムを採用したことで従来の課題を解決。商品がどこにあるかなど知識の有無に関わらずピッキングが容易となり、棚卸し、出荷作業にかかる時間の9割削減に成功したという。

また、協同ライフケアのレンタル先となる福祉施設や病院にもRFIDを提供することで、レンタル先での商品管理を効率化する取り組みも行っている。

▲RFIDシステム採用後の作業イメージ（出所：JA三井リース）

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LOGISTICS TODAY編集部
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