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バーコードリーダーとの置き換え容易

トッパンF、RFIDリーダー・ライターの新製品

2015年10月16日 (金)

サービス・商品1016_img1トッパン・フォームズは16日、製造現場向けに工程管理業務を効率化する「キーボードエミュレーション対応RFIDリーダー・ライター」の販売を10月末から開始すると発表した。

キーボードエミュレーション機能により、キーボードインターフェース機能を持つバーコードリーダー同様、RFIDの読み取りが可能となる。読取速度に優れ、読み取り範囲も150ミリと広いのが特徴。

接続方式はRS-232CとUSBの2機種を用意。RS-232Cは、製造現場で広く利用されているPLC(シーケンサー)などに適しており、RS-232Cのバーコードリーダーとの置き換えが可能。2機種ともに定価は3万8000円(税別)となっている。

製造工程では、バーコードの印字状態が悪く読み取りにくいケースがあり、読み取り率は95%(同社調べ)となっている。一方、RFIDを用いた場合の読み取り率は99.9%に達し、現場の工程管理でRFID導入を求める声が強まっているが、バーコードリーダーからRFIDへの置き換えには上位システムと連携する専用アプリケーション開発が必要で、置き換えの妨げになっていた。

同社は今後、自動車、電機、機械など製造業向けに販売し、2017年度までに1億円の売上を見込む。