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ヤマトなど、北海道でロボットによる個人配送実証

2022年11月8日 (火)

▲実証実験の様子(出所:京セラコミュニケーションシステム)

調査・データヤマト運輸(東京都中央区)は8日、京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市伏見区)、北海道石狩市と共同で、同市緑苑台東地区の公道を活用した無人自動配送ロボットによる個人向け配送サービスの実証実験を開始したと発表した。

EC(電子商取引)市場の拡大など宅配需要が増加する一方で、少子高齢化や人口減少などによる労働力不足に対応した配送の担い手の持続的な確保が物流サービスの確保における構造的な問題の解決策につなげる狙い。

無人自動配送ロボットの活用は、人手不足が深刻化するラストマイル配送の問題解決を図るとともに、「非対面・非接触」での荷物の受け取りなど多様化するニーズに対応する技術としても期待が高まっている。

今回の実証実験は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募でKCCSが採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」の取り組みの一環として実施。地域協調を基本とした未来のまちづくりを目指す石狩市が協力し、走行中に二酸化炭素を排出しないバッテリー駆動の配送ロボットを活用する。

ヤマト運輸などは実証実験を通じて、社会実装に向けた技術・運用・事業面の検証を行うとともに、新たな配送サービスの実現と持続可能な地域社会への貢献を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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