国際川崎汽船は15日、海外グループ会社のKMDI社(インドネシア)が同日から16日までインドネシアのバリで開催されているG20サミット向けに提供された電気自動車(EV)について、インドネシア国内で陸送を行ったと発表した。
発表によると、G20向けには複数の現地完成車メーカーからEV860台が提供され、ジャワ島の各メーカー工場からジャカルタ港まではキャリアカー、ジャカルタ港からバリ島までは内航船で輸送された。このうちKMDI社は全体の車両40%についてキャリアカーで陸送部分で担った。
インドネシア政府は、EVの国内サプライチェーンの構築に取り組むとともに、公用車の電動化などEVの普及を推進する施策を進めており、G20サミットで使用される車両もバッテリー式電動自動車(BEV)のみ。
川崎汽船は完成車物流事業の強化を図っており、KMDI社は300台以上の完成車輸送機材を保有し、同国内で最大の輸送シェアを誇っている。
▲KMDI社によるEV輸送の様子(出所:川崎汽船)
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com