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郵船のメタ燃料油送船、シンガポールで評価|短報

2022年11月21日 (月)

環境・CSR日本郵船は18日、シンガポールのグループ会社NYK Bulkship(Asia)が保有するメタノール燃料のケミカルタンカー2隻について、シンガポール海事港湾庁(MPA)が主催する国際フォーラム「Singapore Registry of Ships Forum 2022」で、エネルギー効率設計指標に優れた船舶に送られる「Green Ship Certificate Award」を受賞した、と発表した。

受賞した「SEYMOUR SUN」(シーモア・サン)と「GROUSE SUN」(グロース・サン)の2隻は、環境負荷の低いメタノールを燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載。メタノールに水を加えて燃焼時の温度を下げることでNOx(窒素酸化物)の生成を抑える新技術を採用し、従来必要とされていた排ガス循環システムなどの設備を搭載することなく、IMO(国際海事機関)が定める船舶のNOx排出量を2000年比で80%削減するNOx3次規制(Tier3)に対応できる仕様とした。


▲(左から)メタノール燃料ケミカルタンカー「GROUSE SUN」、「SEYMOUR SUN」(出所:日本郵船)

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