ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、SOx排出99%減のメタノール燃料船竣工

2019年10月7日 (月)

荷主日本郵船は4日、メタノールを燃料として運航するメタノール専用船「タカロア・サン」が韓・現代尾浦造船で9月30日に竣工した、と発表した。

同船は、同社グループのNYKバルクシップ(シンガポール)が世界最大のメタノール生産会社「メタネックス」(カナダ)傘下の海運会社に船舶管理付きで貸し出すもので、全長は183メートル、載貨重量は4万9000トン。

メタノールを燃料として使用する場合、重油使用時と比べて硫黄酸化物(SOx)排出量を99%削減できることが最大の特徴で、窒素酸化物(NOx)処理装置の搭載により、国際海事機関のNOx3次規制にも対応する。