サービス・商品電機メーカーのパイオニア(東京都文京区)はこのほど、自動車の位置情報関連プラットフォーム「Piomatix」(パイオマティクス)の新サービスとして、トラックなど商用車の運行ルートを最適化する「Piomatix LBS API」の提供を始めたと発表した。
それによると、LBSとはロケーション・ベースド・サービスの略。出発地から目的地までの最適なルート算出や、最大200地点までの最適な巡回順序の算出、複数地点間の運行距離や所要時間の高精度算出の3種類のサービスがある。
同社が長年にカーナビゲーションシステムの開発で蓄積してきたルート検索に関する独自技術を使っている。トラックやタクシーなどの実用的な運行計画の立案が可能で、定時運行や輸配送品質の大幅な向上を実現できる。オプションで、業種特有の事情を考慮したカスタムルート設計も迅速にできるという。
ラストマイル配送の需要拡大が続く中、ドライバー不足や「物流の2024年問題」を克服するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)の1つとして利用を呼び掛けている。とくに宅配やフードデリバリーなど、正確な所要時間や移動効率が求められる業態に新サービスが有効だとしている。
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