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滋賀でトラックフェス盛況、「次は九州・沖縄で」

2022年11月21日 (月)

▲ドライバー自慢の大型トラックが並んだ「みんなのトラックフェス」

イベント日本最大級のトラック展示・試乗イベント「みんなのトラックフェス」(セノプロトラックスなど主催)が19、20の両日、滋賀県米原市の奥伊吹モーターパークで開かれた。全国各地のドライバーが所有する欧州仕様のスカニアやボルボ社製の大型トラックなど120台以上が集結。機能性とデザイン性を兼ね備えた自慢の一台を間近で見ようと、多くのトラックファンや家族連れが足を運んだ。

イベントは2018年に始まり、今回で4回目。奈良県で過去2回、昨年は千葉県木更津市で開催した。山間にある会場の広さを生かし、大音量で音楽を流したり、トラックの試乗ではクラクションを鳴らすことができたりしたのが特徴。物まねタレントやBMXのステージショー、プレゼント企画をはじめ、複数の飲食店も出店してハンバーグやラーメンを提供するなど、世代や業界の垣根を越えて運送業や物流の世界への理解を深めてもらう多彩なコンテンツで活況を呈した。

▲プレゼント企画など多彩な催しを用意した

▲家族連れなどに人気を集めたハンバーグなどの飲食店

主催者を代表して、トラックの販売やカスタムを手掛けるセノプロトラックス(奈良県奈良市)の瀬野博之社長に、イベントの狙いや今後の事業展開について話を聞いた。

▲セノプロトラックスの瀬野博之社長

──イベント開催のきっかけは。
メッキではない塗りの美しいヨーロピアンスタイルの車両展示は国内にはなかったのでやってみようと、周囲からの声も聞いていたので企画した。トラックに対する固定概念を変えようと、運送業界関係者だけでなく、異業種の方や一般の人、子供にも気軽に楽しんでもらえる企画を大切にしている。

──開催回数を重ねるごとに来場者も増えていますね。
木更津のイベントは2日間で2000人に来ていただいたが、今回はそれ以上になるのではないか。一方で「遠方で会場まで行けない」という声もいただいている。今後も開催場所を変えながら、遊園地に来るような感覚で体験型で楽しめるお祭りのようなイベントにしていきたい。来年は九州・沖縄エリアで開催できれば。

──会場には家族連れの姿も目立ちます。
特に、最近の若者や子供は、トラックに触れたり乗ったりする機会が少ない。自分が乗りたいという車を作っているので、その楽しさが伝わってほしい。

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