東大発ベンチャーTRUST SMITH、宇宙産業に参入

（出所：TRUST SMITH）

産業・一般AI（人工知能）やロボティクス技術などの開発を手掛ける東京大学発ベンチャー、TRUST SMITH（トラスト・スミス、東京都文京区）は22日、宇宙産業へ参入すると発表した。自社技術を応用し、無人ロボットを使って月面上での実験施設建設を目指すという。

同社は、宇宙分野での取り組みを次のように例示した。宇宙空間で行われる作業の自動化・効率化策として、宇宙ステーションの外で、アームロボットによる自動ピッキング▽軌道上で衛星の寿命延長や宇宙デブリの除去のための修理やメンテナンス作業▽自動航行ドローンと画像認識アルゴリズムを活用した、宇宙機やステーション街などの自動点検▽さまざまな車両を自動運転するアルゴリズムを活用した月面探査機の自動運転――など。

同社は、宇宙産業の今後について、「政府機関だけでなく民間企業も積極的に投資を続けており、今後より発展していくことが確実だ。当社はこれまでに研究開発してきたロボットの『目・足・腕・頭脳』となる技術を活用して参入し、人類の進歩に貢献していく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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