ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東大発ベンチャー、AGVの群制御システムを開発

2021年6月25日 (金)

サービス・商品トラストスミス(東京都文京区)は25日、複数のAGV(無人搬送車)を同時に動かすシステムを開発したと発表した。従来のAGVでは不可能だった広範な業務を実現できることで、運搬業務だけでなく、ピッキングにおける業務効率化に貢献できるとしている。

トラストスミスが開発したのは、AGVの「群制御システム」。AGVの主力だった運搬業務だけでなくピッキングシステムなどと組み合わせることにより、活用の幅が広がり、既存のスペースを用いて倉庫内の自動化も可能となる。複数のAGVが稼働する物流現場でも、相互に衝突を回避する機能を搭載しているため、円滑で無駄のない動きが可能で、作業の効率化につなげられるという。

トラストスミスは、AI(人工知能)・数理アルゴリズム・ロボティクス分野の最先端のテクノロジーを活用してイノベーションを創造する、東京大学発のベンチャー企業。