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AIで検品工程などのペーパーレス推進、NTC

2022年12月16日 (金)

(イメージ)

サービス・商品NTC(東京都豊島区)は15日、製造・物流倉庫向け現場を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を提案する「ペーパレスToDX」のサービス提供を開始したと発表した。人材不足や業務手法の属人化を解決するため、AI(人工知能)ソリューションとして訴求する。

例えば、バーコードが貼れない製品について、目視による膨大な検品チェック項目の確認や新規スタッフへの教育訓練などが必要だが、画像認識AIの導入により課題解決を図ることができる。また、倉庫内の在庫調整や出荷作業時間の見込み計算といった非言語化の判断基準が軸になる業務についても、同様に熟練者頼みのフローから脱却できるメリットがある。

一方で、AIで出荷検品の効率化を実現したものの、検品後に印刷した紙へ手書きでメモするなど他の作業部分がアナログという課題も浮上。収集したデータを分析して有効活用できていないという声も出ている。

今回のサービスでは、こうしたデータ収集と分析、問題点の抽出、改善策の実行などを支援し、業務フローを俯瞰して最適な工程設計を推進する。具体的には、検品や出荷状況をリアルタイムで可視化するほか、検品チェックや積み残しの有無を電子履歴で追跡。製品画像からのデータ抽出や工程管理と稼働時間の計測により、データを電子化してペーパーレスを実現する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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