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物流向け検品システムのAndroid対応版を提供開始

2022年1月27日 (木)

サービス・商品物流向けシステム開発のアトムエンジニアリング(宇都宮市)は27日、物流業など向けクラウド検品システム「barcorrect」(バーコレクト)を、ZEBRA(ゼブラ)のAndroid(アンドロイド)端末に対応させてリリースを開始したと発表した。

従来のハンディーターミナルと比べて低コストでの導入が可能となり、ユーザーの環境、予算に合わせた機器を選定できるのが特徴だ。

バーコレクトは、通販の出荷や倉庫などの出荷現場で行われる出荷検品業務を効率よく正確に行うクラウドサービス。受注データに対する出荷検品や、入荷予定に対する入荷検品において、バーコードを読み取り照合することで誤出荷防止を実現する。

▲ZEBRA製業務向けAndroid端末TC21(出所:アトムエンジニアリング)

アトムエンジニアリングはこのたび、新たにZEBRAの業務向けAndroid端末「TC21/TC26」に対応した。コンシューマー向けAndroid端末と異なり、バーコードスキャナーを搭載することにより、スキャナーを別に準備する必要がなく長期サポートも可能。専用端末のハンディーターミナルもこれまで通り利用できるため、ユーザーの環境や予算に合わせた機器を選定できるようにした。

バーコレクトはハンディーターミナルやスマートフォンによる高精度な入出荷検品で誤出荷を防止するほか、目視に依存せず作業者の負担を軽減する。初めての作業でも簡単に使える操作性の高さも強みだ。さらに、検品作業全体のボリュームに対する進捗状況のグラフ化や、作業終了時間の目安を算出することによる人員配置の見直しやスケジュール管理も可能だ。