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NX、危険品の新複合輸送で青函トンネル回避

2022年12月21日 (水)

(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス(HD)は21日、グループの日本通運が北海道を発着する危険品に対応した複合輸送サービス「Sea&Rail(シーアンドレール)DG(Dangerous Goods)」を22日から開始すると発表した。輸送に関する制限が多い青函トンネルを回避する輸送ルートを新設することで、火薬類や高圧ガスなどの安定輸送を実現する。

同社は環境への配慮とドライバーの人手不足に対応するため、トラック中心から鉄道や船舶を組み合わせた輸送形態に転換するモーダルシフトの一環として、シーアンドレールの開発を進めている。

海上輸送には内航船「ひまわり」の危険品積載スペースを利用する。日通の独自コンテナで鉄道、海上の双方に対応可能な12フィートのRSVコンテナを使うため、荷物を取り出して積み替える工程が不要になる。

危険品の青函トンネル通過には、引火性液体類の引火点や毒物類の揮発性など品目ごとに日本貨物鉄道(JR貨物)の約款で制限が設けられている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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