ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、お盆の青函トンネル運行ダイヤの調整開始

2022年5月23日 (月)

(イメージ)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は20日、青函トンネルを運行する貨物列車について、ことしのお盆期間の運行計画を策定するため、荷主企業などとの調整に入った。詳細な計画を6月中に関係企業などに個別連絡する。

同社によると、貨物量の減少に伴い貨物列車の本数も減るお盆期間は、例年、青函トンネル内(54キロ)で北海道新幹線が通常の169キロより速い時速210キロで走行する。トンネル内で同じ線路を共用する貨物列車は、新幹線の高速走行時間帯を避けて走らなければならず、特殊なダイヤを組む。

北海道旅客鉄道(JR北海道)は20日に、お盆期間の時速210キロ運転計画を発表した。8月12日から16日までの5日間、始発から15時30分ごろまで、上下線各7本がその速度で運行する。

これを受けてJR貨物が貨物列車運行の調整に入ったもので、荷主企業からの聞き取りを進めている。「顧客の要望を踏まえ、必要な輸送力を確保するよう努める」とし、理解と協力を呼びかけている。