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JR貨物、危険品物流強化へ子会社2社統合

2017年11月29日 (水)

M&A日本貨物鉄道(JR貨物)は29日、東北・北関東・信越地区を中心に石油ターミナル運営事業を展開する子会社「日本オイルターミナル」と、九州・北海道・東北地区で潤滑油などの物流を担う「オー・エル・エス」の2社を1社へ統合する、と発表した。

両社の経営資源を集約することで、潤滑油などの石油関係品、有機化学品などの危険品、関連品をターゲットに、倉庫保管・トラック輸送・鉄道輸送を組み合わせた危険品総合物流事業の全国展開を図る狙い。

危険品総合物流の強化による外部収入の拡大により、エネルギー需要構造の変化で石油の需要減少の影響を受けつつある石油ターミナル事業を安定的に運営し、内陸部への石油の供給責任を果たす。

統合は日本オイルターミナルを存続会社とする吸収合併方式とし、2018年1月1日付で再編新会社を発足させる。