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ドローンなど地域物流をAI自動配車機能で効率化

2022年12月21日 (水)

▲Loogia(出所:オプティマインド)

ロジスティクスドローン配送を手掛けるNEXT DELIVERY(ネクストデリバリー、山梨県小菅村)は21日、開発中の地域物流効率化システム「SkyHub TMS」(スカイハブTMS)に、オプティマインド(名古屋市中区)のクラウド型自動配車サービス「Loogia」(ルージア)の機能を搭載すると発表した。ドローン配送技術と、トラックの配車サービスという空・陸の先端技術が組み合わさることで、どのような相乗効果が生まれるか期待される。

スカイハブTMSは、地域物流を効率化するシステムで、エアロネクスト(東京都渋谷区)とセイノーホールディングスが共同で推進する新スマート物流スカイハブのコアとなるシステムのこと。ことし11月にエアロネクストなどが開発、事業化に取り組んでいる。種類の異なるさまざまな荷物の管理を一元化して、最適な配送手段(トラックやドローンなど)に荷物を割り当てられる。荷物の動きを可視化・データ化し、物流の最適化・効率化を図る。

ルージアは、最先端のアルゴリズムとビッグデータ解析による高精度な自動配車サービス。「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るか」という配送計画を、複雑な条件や現場制約を考慮しながら短時間で作成し、効率的なルートを提供する。

スカイハブTMSに、ルージアの機能を搭載することにより、「ドローン活用や公共交通の貨客混載などのマルチモーダル最適化」「地域物流全体の配送最適化」「持続可能な地域配送体制の構築」が可能になるという。エアロネクストなどは、スカイハブTMSへのルージア機能搭載を足掛かりに、全国各地に展開している新スマート物流スカイハブの社会実装を加速していく考えだ。

NEXT DELIVERY、物流効率化システムを全国展開

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LOGISTICS TODAY編集部
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