検査要領など鋼船規則を一部改正、日本海事協会

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行政・団体日本海事協会は5日、船舶の船体や搭載機器、材料などを審査する際の基準となる鋼船規則などの一部改正を行ったと発表した。

それによると、改正は2022年12月27日付。今回の主な改正点としては、全面見直しを行った構造規則について、強度評価要件の一部を改正した▽LNG（液化天然ガス）など低い温度で引火する燃料のタンクに用いられる鋼材の板厚を拡大した▽大容量のリチウムイオン電池を用いた蓄電池システムを搭載する船舶に関わる要件を明確化し、船級符号を制定した――など。

同協会は、国際条約や国内法に対応するほか、業界要望や各種の研究開発成果などに基づき、鋼船規則などの規約や要領の改正を行っている。改正によって技術規則の合理性、透明性の向上に努めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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